▼cast
クウ♂
ライ♀
バル♀
隠し神♀
▼本編
クウ「ルナー!ルナー?」
ライ「ルナ、ルナぁ..!」
バル「ル~ナ~♪」
クウ「バルちゃん..心配してる?」
バル「あったり前の前~♪」
ライ「ルナ...どこへ行ったんだい..。」
バル「ライの姉御ー。落ち込むなぁ?」
ライ「ああ..ありがとうね。バル..」
クウ「ルナ..なんで居なくなったんだろう。」
ライ「あたしが悪いんだよ。せっかくルナが鹿を狩ってきたのに、褒めてもやらずに他の子に分けちゃったからねぇ...」
クウ「ライさん...」
バル「ん?んんん?」
クウ「どうしたの?バルちゃん。」
バル「クンクン..ルナの匂いがする。」
ライ「..!バル、その匂いを追ってくれ!!」
バル「わぅん♪お安いご用の用よ~♪クンクン、クンクン、クンクン」
クウ「...これで本当に見つかるの、?」
ライ「バルは犬の半獣だからね。この子の鼻は信用できる。」
クウ「そ、そっか。」
バル「うぅ?これは」
ライ「どうしたの?」
バル「他の匂いと合流したお~?」
ライ「誰の匂い?」
バル「さぁ~。」
クウ「一緒に行動してるってこと?」
バル「そうなのかっ。」
クウ「いや、匂いが合流したって言ったよね..?」
ライ「...ルナが..?いったい誰と..。」
クウ「匂いをもう少したどれる?」
バル「たどれるだよ~。」
クウ「じゃあ行こう。」
バル「クンクン、クンクン...」
...━━━━━━━━━━
クウ「それにしても..深い森だなぁ..」
ライ「まだまだ街に近い方だと思うけどねぇ?」
クウ「うそだぁあ。」
ライ「本当さ..バル。まだ先に続いているか?」
バル「んー。今はルナじゃなくて、ルナが合流した方を追ってる。」
クウ「えぇ!?なんで!?」
バル「うるさいなぁ..ルナの匂いが途絶えたからに決まってるじゃろー。」
ライ「途絶えた..?」
クウ「それって、どういう..」
バル「さぁ..?」
ライ「...いやな予感しかしないね..。」
隠し神「ふふふっ」
ライ「ん..?」
クウ「どうかしたの?」
ライ「..いや。」
バル「ライの姉御~どーしたのー?」
ライ「いや、気のせいか..?」
隠し神「もういいかーい♪」
ライ「いや、この声は..」
隠し神「まぁだだよぉ~♪」
クウ「ん..?」
バル「わぅん?」
隠し神「もういいかーい♪」
ライ「隠し神!!」
隠し神「もういいよ~。アハハッアハハッ」
クウ「お、女の子?」
バル「お~。」
隠し神「アハハッ半獣さん、人間と遊んでるの~?ンフフッアハハッ」
クウ「ねぇ!!そんな高い木に登ってると、危ないよ~?」
隠し神「人間さん、お馬鹿さんなの~?」
ライ「バル、あいつの匂いは..?」
バル「クンクンッ。わぅん♪追ってた匂いだ~」
ライ「やっぱり..隠し神。うちのルナをしらないか。」
隠し神「ん~?ああ。虎の半獣さんなら、おうちに居るよ~♪」
ライ「返してくれないか。うちの大切な子なんだ..。」
隠し神「やだよ~。だって、あの子は、もうアタイの遊び相手なんだもん♪」
ライ「..っ。」
隠し神「ふふふっ。もういいかーい♪まぁだだよぉ~♪」
ライ「あっ..ちょっとまってくれ!!」
隠し神「もういいかーい♪まぁだだよぉ♪」
クウ「行っちゃった..」
ライ「くそ..追いかけるぞっ!」
バル「あいあいさ~!」
...━━━━━━━━━━━━
ライ「次回予告。」
バル「あい!」
クウ「本当に..ルナ、返して貰えるのかなぁ..」
ライ「隠し神は、拐った獲物はなかなか返さない..」
クウ「それってヤバイんじゃ..」
隠し神「よ~いしょっと。」
クウ「あ..」
バル「わぅん?」
ライ「隠し神..!」
隠し神「返さないよ~♪」
クウ「一応、ルナはヒロインなんだけどなぁ..。」
バル「返してくれないと困る困る~♪」
隠し神「でも返さない♪」
ライ「隠し神..頼むよ..。」
隠し神「や~なこった!(笑)」
クウ「ああー!どうなっちゃうのー!!」
バル「ほいじゃ、次回まで~?」
隠し神「ゆっくりしていってね♪」
*つづく
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から